ラルタンについて

著書のご紹介

崖っぷち結婚・出産は? 「育休3年」にナニを思う?
アラフォー独女に急増する「オヤジなでしこ」の消費と切なる胸のウチ

アラフォー独女あるある!図鑑

協力・シティリビングOLマーケット研究会

2013年7月/扶桑社





【目次】
◆はじめに
◆第1章「結婚・出産」編
 アラフォー独女を刺激する「妊活」ブーム/アラフォー独女の7割が彼氏ナシ/迷走する崖っぷち婚活/同年代の未婚男性より高収入!/タイムリミットもなんのその ほか
 ♪アラフォー独女「結婚&出産ホンキ度」チェック
◆第2章「消費意欲」編
 バブル姉さん世代の黄金伝説/バブル崩壊でオヤジは自信喪失、男子は草食系に/堅実な妹世代は「シンプル族」&「隠れバブラー」?/アラフォーを消費に向かわせる3つのJ ほか
 ♪対アラフォー独女「地雷&アゲアゲ」ワード<職場編>
◆第3章「年齢・美容」編
 アラフォーのカラダに訪れる外敵/アンチエイジングより「エイジレス」/男のためではなく「自分のため」/年齢サバ読みがバレた「タニタ事件」/ダイエット放浪戦士 ほか
 ♪対アラフォー独女「地雷&アゲアゲ」ワード<プライベート編>
◆第4章「仕事意識」編
 悟りの早い20代「電卓女子」/デリカシーのない男子社員にイラッ/男尊女卑時代を知るバブル世代/板挟みに悩む団塊ジュニア/酸いも甘いも経て、達観の境地へ ほか
◆第5章「オス化女子」編
 女子のオス化と男子の草食化、原因は同じ?/アラフォー独女、年下クンに目覚める/久々の恋愛に戸惑うオヤジなでしこ/アラフォー独女の生きる道 ほか
 ♪あなたは大丈夫?「アラフォー独女・オス化女子」チェック
◆ おわりに

いまやアラフォー女性の3.5人に1人が独身=独女!

現在、全国のアラフォー女性(35~44歳)の28.0%、すなわち3.5人に1人が独女。
とくに東京23区内では、1985年~2010年までの25年間で、女性の未婚割合が15%も急増。

彼女たちは、今年創刊の女性誌『DRESS』(gift)はじめ、今年4~6月に放送された人気ドラマ『ラスト・シンデレラ』でも女優の篠原涼子さん扮するアラフォー独女が人気を呼ぶなど、あらゆる分野で注目を集めています。


ヒゲジョにハゲジョ……カラダがオヤジ化!?

「アラフォー独女」たちは、ココロは乙女な「なでしこ」なのに、カラダが「オヤジ」寄りでオス化し始めている「オヤジなでしこ」。

自分で「オス化」を自認する女子は、NECの調査(2009年)で63%、江崎グリコの調査(2010年)では83%と、なんと7割前後。しかも、ある調査では「仕事を持つ女子のほうがヒゲ率が高い」との結果も出ています(2012年 貝印調べ)。

では、オス化したアラフォーは恋愛や結婚・出産に興味がない?
いえいえ、とんでもありません! 本書でもたっぷり紹介しましたが、何しろ彼女たちは闘う女「オヤジなでしこ」。結婚や出産にもまだまだ意欲的で、「機会があればが産みたい」が30代では45.2%、40代でも31.9%にものぼりました(12年 シティリビングOLマーケット研究会)。


中心層は“バブル女子”と“隠れバブラー”

現アラフォーには、二つの世代が存在します。一つは、バブル期に青春を過ごしたバブル世代(現43~48歳)。もう一つは、日本で二番目の人口ボリュームゾーンで、アラフォー独女の中心層でもある団塊ジュニア(現37~42歳)。

いわば、「私はまだイケる!」と“根拠のない自信”を持つバブル女子と、バブルの恩恵をほとんど受けていない堅実な「貧乏クジ世代」。一見、対照的な両者ですが、シティリビングと弊社インフィニティが共同で設立した「OLマーケット研究会」の研究では、団塊ジュニアにも消費好きな「隠れバブラー」が多いことが分かりました。

さらに独女となれば、自由に使えるお金が多い。自分磨きやごほうび消費にも余念がありません。
本書では、彼女たちに響く消費キーワード「3つのJ」もご紹介しています。

アラフォー独女のホンネや葛藤とは?

本書は、世代・トレンド評論家の牛窪が、シティリビングの「OLマーケット研究会」と1年以上にわたって取材してきた、「オヤジなでしこ」たるアラフォー独女たちのホンネや葛藤を、ギュッと凝縮した1冊。

今回は、牛窪のトレンド分析や独女取材のほか、
◆ アラフォー独女たちの恋愛&結婚(出産)や仕事、消費意欲に対する生声
◆ キャッチーな「あるある」ネタ50選(中西恵理子さんによるイラスト付き)
◆ 最新トレンドキーワード解説
◆ 「アラフォー独女・禁句集」「職場での世代間ギャップを埋める“魔法の言葉”」「オス化チェックリスト」などのコラム
など盛りだくさんの内容です。

読みながら、クスッと笑い、ドキッとして、最後に「そうそう!」とホロリと共感してしまう「アラフォー独女」たちの愛おしい生態を、ぜひお楽しみください。